第26回ハーレムベースボールウィークのロースター発表
昨日ハーレムに出場するオランダ代表のメンバーが発表されました。
以下がそのメンバーです。
Pitchers (11):
Arshwin Asjes (Corendon Kinheim), David Bergman (Corendon Kinheim), Leon Boyd (Burnaby Bulldogs, Canada), Rob Cordemans (L&D Amsterdam), Bayron Cornelissen (Vaessen Pioniers), Berry van Driel (DOOR Neptunus), Kevin Heijstek (DOOR Neptunus), Diegomar Markwell (DOOR Neptunus), Nick Stuifbergen (L&D Amsterdam), Kyle Ward (UVV) en Orlando Yntema (UVV).
Catchers (3):
Quintin de Cuba (Corendon Kinheim), Rudy van Heydoorn (AamigoO AdoLakers) en Bas Nooij (L&D Amsterdam).
Binnenvelders (5):
Jeffrey Arends (DOOR Neptunus), Michael Duursma (Vaessen Pioniers), Rashid Gerard (L&D Amsterdam), Dwayne Kemp (DOOR Neptunus) en Stijn van der Meer (UVV).
Buitenvelders (6):
Wesley Connor (L&D Amsterdam), Shaldimar Daantji (DOOR Neptunus), Bryan Engelhardt (Corendon Kinheim), Bas de Jong (L&D Amsterdam), Rafael Jozefa (DOOR Neptunus) en Danny Rombley (UVV).
Coaches:
Brian Farley - manager
Steve Janssen - pitching coach
Wim Martinus - coach
Tjerk Smeets - hitting-coach
Ben Thijssen - coach
Pepijn van Ingen - athletic trainer
Ton Meiresonne - equipment manager
from;http://www.honkbalsite.com/events/hhw2012/selectie_nederland2706.html
まず、全体的な感想をいうとやはり打線が弱いなと思います。
今年からS,デヨングとレヒトという2人の主軸が抜け、それに加え右肩の故障によりローイが離脱。クリーンナップを打てる主軸が不足しているのが印象ですね。代わりに入ってきた若手らは短距離ヒッターで俊足タイプがほとんど、エンゲルハルト、B,デヨングらの働きがいつもに増して重要になるでしょう。
ここからは初めて、もしくはあまり代表には顔を出さないが今回選ばれたメンバーを紹介します。
一昨年末、パイレーツ内でユルバナス遊撃手がアメリカへ行ったことによりローイがサードからショートへ、そしてサードに入ったのがこのヘラルトである。昨年は主に9番サードの準レギュラーとして2割前後の打率とたまにやらかすエラーでチームの足を引っ張ることもあった。しかし今期、序盤はルーキーのオーセムスの活躍により出場はすくかったが、ローイの離脱により出場機会を増やし、ヨーロピアンカップではプロ初ホームラン。そしてなんと現在打率ランキング2位の.377、エラーもここまで3個だけとかなり成長しています。この努力による急成長が買われての選出になりました。
このブログでも注目をし、取り上げてきた彼が期待通りの選出となりました。弱冠18歳のルーキーで昨年開催された高校野球ヨーロッパ選手権では正遊撃手としてチームを優勝に導きました。シーズンでは全試合に出場しており2番打者として打率.317で3番を打つロンブリーとともにチームの得点源となっています。ローイの離脱に伴い彼がサードのスタメンに入ることになりそうなのでかなりの期待がかかります。
ウェスレイ・コノル外野手 R/R (アムステルダム)
ここ数年確実にパイレーツの1番として働いてきた彼が念願の代表選出となりました。昨年のオランダシリーズでは王手をかけた試合で3ランホームランを放ちオランダシリーズMVPに輝いた。年齢は27歳でこれから代表常連になっていくことが期待される。タイプ的には、長距離も打てる攻撃型1番バッター。ここ数年の強いパイレーツの要因だったり実はする。
ラファエル・ヨセファ外野手 R/R (ネプチューンズ)
キュラソー出身の28歳。2008年にはキュラソー代表としてハールレムに参加。そこでの活躍によりキンヘイムにスカウトされフーフトクラッセに入ることになった。オランダ代表には今年春のアメリカ遠征から選ばれている。今年からネプチューンズに移籍し、打率.327ホームラン3本打点は35で現在トップである。打線が弱くなるであろう今回その打力をアピールしレギュラー取りを狙う。
クエンティン・デクーバ捕手 R/R (キンヘイム)
若いころはアメリカで経験を積んだ25歳。キュラソー代表としてハールレム、ワールドポートに出場した経験を持つ。特に去年のワールドポートではキューバを破るという番狂わせを演じた。2011年にフェイエノールトに入団、今年はキンヘイムの一員としてハルマン弟の穴を十分すぎるほど埋めている。打率は.319ホームラン3本。今年のアメリカ遠征からオランダ本国代表入り。
ルディー・ファンヘイドールン捕手 R/R (ADO)
オランダのパスポートを持つドミニカ出身の23歳。数年間アメリカのマイナーでプレーした後、今年からADOに入団。フェイエノールトとのデビュー戦でライトで出場し4打数2安打1ホーマー4打点と痛烈なデビューを飾った。打率は.277だがすでに5本のホームランを放っている。
去年の後半のチームの躍進に貢献したチェコ代表のレーハチェクの不調により、守護神に。すでに7セーブを挙げている。下位チームとの試合では常に点差が開くため、この7セーブはかなり優秀な成績である。
以上、新人たちを紹介してきましたが。大体僕の予想通りでした。違ったところは、僕の予想ではヘラルトの代わりにロペスかベルケンボスフ、オーセムス。コルネリセンではなくコックスというぐらいででしょうか。でもこの選出は順当なのでしょう。個人的には、ファンデルメールとオーセムスの18歳ルーキー二遊間がかなり見たかったですね。
とにかく若手の活躍に期待しハールレムを楽しみに待ちましょう。
ついでに予想オーダー
1,ケンプ 2b
2,ファンデルメール 3b
3,ヨセファ rf
4,エンゲルハルト dh
5,B,デヨング 1b
6,ロンブリー lf
7,ダーンティ cf
8,ノーエイ c
9,デュルスマ ss
自信は全然ないのでご注意を。
追記、29日に今日中に書き上げると宣言しながら2日も遅れてしまったことに大変お詫び申し上げます。
これからはもちょっと定期的に更新していきたいと思います。