蘭野球事始 ~オランダ野球風説書~

自称日本一オランダの野球に詳しいブログ

2017WBCオランダ代表予想ロースター

○投手 14

リック・ファンデンハルク(ソフトバンク/NPB

ジェイアー・ジャージェンス(統一/CPBL

トム・スタイフベルヘン(キンハイム/ホーフトクラッセ

ロビー・コルデマンス(アムステルダム/ホーフトクラッセ

ケフィン・ヘイステック(アムステルダム/ホーフトクラッセ

マイク・ボルセンブルーク(レギオネーレ/ドイツブンデスリーグ)

シャーロン・マーティス(ソルトドッグス/米独立)

フアン・カルロス・スルバラン(カージナルス3A/MLB

ディエゴマー・マークウェル(ネプチューナス/ホーフトクラッセ

ルーク・ファンミル(ネプチューナス/ホーフトクラッセ

ベリー・ファンドリール(ネプチューナス/ホーフトクラッセ

トム・デブロック(アムステルダム/ホーフトクラッセ

イム・プルーヘル(HCAW/ホーフトクラッセ

ケンリー・ヤンセンドジャース/MLB

 

○捕手 3

スペンサー・キーボーム(ナショナルズ2A/MLB

ショーン・サラガ(ドジャース2A/MLB

ダシェンコ・リカルド(ネオチューナス/ホーフトクラッセ

 

内野手 6

サンダー・ボーハールツ(レッドソックス/MLB

アンドレルトン・シモンズ(エンジェルス/MLB

ディディ・グレゴリウス(ヤンキース/MLB

ヨナサン・スホープオリオールズ/MLB

ステイン・ファンデルミール(アストロズRk/MLB

ニック・ウルバナス(アムステルダム/ホーフトクラッセ

 

○外野手 5

ウラディミール・バレンティン(ヤクルト/NPB

カリアン・サムス(キャピタルズ/カナダ独立)

ロジャー・バーナディナ(メッツ3A/MLB

カート・スミス(ソルトドッグス/米独立)

ランドルフ・オデュベル(ネプチューナス/ホーフトクラッセ

 

◎まず、福岡ソフトバンクのバンデンハークがファンデンルク、ボストンのボガーツがボーハールツになっていますが、なるべく現地の発音に近づけた結果です。

 投手陣は国内組を中心に、ファンデンハルクやヤンセンら海外組の実力者も加えた。先発陣の中心になるのはもちろんファンデンハルク。彼の出来次第では強豪とも互角に戦える。他にも、元メジャーのジャージェンスや、国内トップレベルのスタイフベルヘンが先発として控える。マークウェルやマーティス、ヘイステックらがロングリリーフをこなせば球数制限も苦にならないだろう。課題の左投手は2人選出したが、国内のワルドらが入ってくることも考えられる。前回大会で課題として見えたのは投手陣のコマ不足。前回大会以降に台頭してきたハイヤー、デブロック、ヘイステックらに期待がかかる。

 野手陣はメジャーのトップでプレーしているボーハールツ、シモンズ、グレゴリウス、スホープらを中心にすえた。本番では全員がそろうことは難しいだろうが、ほとんどの選手が代表でプレーするのを楽しみとしており、不可能なことではない。プロファーが侍ジャパンとの強化試合に選出されており、彼も入ればよりベストだ。辞退者が出た場合は、内野手ではベテランのデカスターや国内のケンプ、プレミア12で遊撃のレギュラーを務めたダールらが入ってくるだろう。外野手ではガリア、ランペ、ドライヤーらが控えており大幅に戦力が落ちることはないだろう。他にも、マイナーに実力のある野手が多数。

 チームを指揮する監督はサンフランシスコジャイアンツのコーチで、元ヤクルトのミューレンスが濃厚。WBC以外で監督を務めるベルギー人のヤンセンがヘッドコーチとして彼を支えることになるだろう。

 メジャー軍団打線が取った得点を、オランダ国内組の投手陣がしっかりと守っていくことができれば、前回大会に続く上位入りも期待できる。